2008年11月21日

10月27日月曜日

 10月6日の日記において、「僕は東大の学生席で東大の勝利を見たことがない。」と書きましたが、ついにその夢が叶ってしました。 それが10月27日の出来事です。

 と、言葉にするのは簡単ですが、27日その日に東京六大学野球を見るというのはかなりの難関です。僕が応援する東京大学は、 土曜日から始まる2試合先取のリーグ戦において、月曜日に試合をすることが極端に少ないからです(理由は察してください)。

 そして、その週は、東京六大学野球秋季リーグ戦の最終週でした。・・・言い過ぎました。ある意味、最終週でした。・・・ ご存じの方も多いでしょうが、東京六大学野球は春秋のリーグ戦共に第8週、すなわち最終週に早稲田大学対慶應義塾大学の試合、 いわゆる慶早戦が行われることになっています。ですから、東京大学の試合が行われる最終週、僕にとっての最終週が第7週なわけです (第8週はオマケのお祭りです。)。さて、秋の最終週ということは、この1年の最後の試合、 4年生にとっての最後の試合が行われる大事な週なのです。そんな週に神宮球場に足を運びたいというのは、誰もが思うことです。しかし、 僕には土日仕事という最悪な足かせがあります。だから、なかなか東京大学の試合が見たくても神宮に行けないというジレンマがあるのです。 そして、当然、この最終週においても事情は変わらず、土日は競馬場(涙)。 東京大学の試合を見に行くなんて夢のまた夢のようなことだと思っていました。したがって、雨乞いをするも週末の天気は好転(この場合、 雨になる)せず、悲しみに暮れながら、東京大学(対法政大学)の第1回戦が行われる土曜日、僕は府中にいたのでした。

 しかし、土曜日、奇跡が起こります。

 東京大学不動のエース、鈴木(3年)が力投。法政打線を12回完封するのです。残念ながら東大打線も、 この秋メキメキと力をつけた法大・加賀美(2年)の前に沈黙し、0対0の延長12回引き分け。

 これが何を意味するか・・。そうです。日曜日にどちらが勝っても月曜に試合があることを意味しているのです! 夕方は浮き足立ちすぎて、うっとりしてしまって、仕事になりませんでした。現在、騎手に取材をする仕事をしているため、 うっとりしていたらダメなので、状況として相当やばかったのは間違いありません。そして、日曜は東大は負けてしまうのですが、 これはエースの鈴木を温存(ベンチにも入れなかった)のである程度は納得しています。自分も、見ることができませんし(苦笑)。

 そして訪れた10月27日月曜日。 第1試合の明治×立教がグダグダ+日差しが気持ちの良い神宮球場でつい寝てしまいそうになりましたが、なんとか終わり、 いよいよメインイベントの第2試合、東大×法政。いそいそと東大の学生席に向かいました。しかし、この時点で、 「今日で今年の六大学も見納めだな」という思いがあったのは否定できません。

 運命の試合開始は本来の試合開始時刻を1時間強過ぎた14:34(第1試合がグダグダ過ぎる・・・。)。

 東京大学の先発は、もちろん鈴木。法政大学の先発は土曜日に鈴木と投げ合った加賀美・・・と思いきや二神(3年)。 若干拍子抜けしつつも、「これならば行けるかも!!」という期待が少し出てきたのは秘密です(笑)。

 試合序盤の3回までは、両大学とも点数は入らず。法政学生席は特に何も思ってないのでしょうが、 東大学生席はテンションが少しずつ上がってきます。「今日は行けるかも!」と。ところが3回表、試合が動きます。法政2点先制。 これには少し気持ちが折れそうになりますが、なんとか2点で抑え、裏の攻撃へ。するとなんと、東大打線が火を噴き、2点を返すのです。 東大学生席は大盛り上がり!!すでに奇跡のような状態です!!

 しかし、再び6回表に空気の読めない法大・石川がソロホームラン・・・。「石川・・・、お前は何故よりによってこの日、 この時間にホームランなど打つんだ!」という空気が球場中を包み込みます。

 もはやこれまで(・・・1点差なのに(笑))、という雰囲気が漂い始めた7回裏東大の攻撃、なんと法政二神に突然限界が訪れます!!

 先頭バッター前代(4年)にセンターオーバーの二塁打を打たれると、東大学生席大興奮!!続く、鈴木が送りバント・・・、 これが絶妙に3塁方向に転がり鈴木もセーフでノーアウト1.3塁!!さらに笠井(3年)が弱る二神の初球を叩き、狭い1. 2塁間を抜けるタイムリーヒット。鈴木は3塁到達。ここで二神降板。二神は突然限界が訪れましたが、東大はゲンカイシラズ!! この状況で法政は2番手の加賀美。対する東大のムードメーカー大坪のショートゴロの間に3塁ランナー鈴木はホームインでついに逆転!!!!

 7回終了で4−3。なんということでしょう。

 が、それもつかの間、8回の表に2アウト1.2塁の状況で法政の主将・伊東暢(4年)が、 もはや意地悪にしか思えないライト前タイムリーヒットで4−4の同点・・・。

 そして日も完全に暮れた9回裏東大の攻撃。法大マウンド上は3番手小松(4年)。 小松は今年のドラフトで広島に3位指名されるほどの選手。延長か、、、と思った矢先の先頭バッター前代がこの日3本目のヒットで塁に出ると、 続く鈴木はセカンドゴロで1アウトランナー2塁。主将・井尻は敬遠の四球。大坪がセンター前にポトリと落ちるヒットで1アウト満塁。

 この状況は60パーセントくらいはサヨナラとなるケースだとは思いますが、なんだかそういうことが僕は考えられなくなっていました。

 ここで代打、揚場遼(4年)。これから揚場のことを書くと大変なことになるので、省略します。簡単に言うと、 一時は4番も任されるほどのバッターでしたが、ここ2年くらい不振ですっかり代打要員になっていました。

 その揚場、とんでもない状況で代打です。この揚場の打席、とにかく長かった!!追い込まれてもなお、ファールファールファール (総ファール数6本)で粘り、遠くでは稲光。とんでもない状況で打った、揚場の打球はファーストへのゴロ、バックホーム!!!!!!!

 僕には完全に見えました。セーフです。しかし微妙なタイミング。そしてそれから1秒。球審の手が広げられ、試合終了! この日記で何度か出したことのある2003年秋の慶應戦以来のサヨナラ勝ち。

 東大学生席、大歓声。軽いパニックです(笑)。そして歓声のあとは、あちらこちらでうれし泣きの声。あれ、 ここにも泣いてる奴がいる。・・・いや、久しぶりに泣きました。どうしようもなかったです。

 さらに、試合終了後10分後、神宮上空はゲリラ雷雨。大変な雨に見舞われました。つまり、延長に入ったら、 引き分けだったということです。もう言葉が見あたりません。この辺で筆を置きます。・・・あと、次回からは短い日記にします(笑)。

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posted by だーやま at 01:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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